一般社団法人羽生青年会議所 2021年度 理事長所信

理事長 岡安章隆写真

価値創造

~新たな価値が地域の明るい未来を照らす~

一般社団法人羽生青年会議所
第41代理事長 岡安章隆

はじめに

 世界中で猛威を振るい、国際社会から暮らしのあり方まで、あらゆる分野で人類に変革を迫る新型コロナウイルス。今後の社会像をどう創造していくべきか困難を極めています。感染の拡大は、グローバル化によって引き起こされ、予想よりも速くウイルスが感染していることは、いかにグローバル化で人の交流が激しくなったかを示しています。グローバル化の弱点を感じたが、今の社会は人やモノの移動、情報がグローバル化しなければ立ちいきません。豊かさや幸福がグローバル化に依存している以上、その流れは止まらないのです。
 昨年、一般社団法人羽生青年会議所は40周年を迎えました。本来、記念式典や記念事業を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により開催を中止という決断をさせて頂きました。その様な状況下でしたが、ビジョン2025は制定されました。その中の一文にある「誰でも成長できる環境創り」に対し、新たな価値を創造する重要な一歩を踏み出す年となります。しかしながら疲弊した経済状況、人口減少の流れは着実に進行し、今後メンバー数が減少することも予測されます。メンバーの家庭環境や仕事環境は一定に保たれず、青年会議所活動を行う事が難しくなるでしょう。このままでは青年会議所運動を持続的に行う事が困難になり、組織として存続していく事が難しくなると考えます。家族や職場の幸せ無くして青年会議所の理想とする明るい豊かな社会はありません。青年会議所活動を行う事によって、メンバーの家庭や仕事環境が良くなることが必要で、そのためには、時代に合った組織改革をし、新たな価値を見出し組織運営の在り方を振り返る事が必要です。
 「誰でも成長できる環境創り」仲間と共に成長し強固な組織へと進化し、持続的に青年会議所運動を行う事で、地域からなくてはならない存在となり「明るい豊かな社会の実現」が可能になると確信しています。

組織運営と情報発信を創造しよう

 「JCって忙しいでしょ?」「JCって会議長いよね?」このような声をよく耳にします。新しいメンバーや入会の浅いメンバーが役職を担う機会も増え、家族への負担や職場への影響で、思い通りに活動できないメンバーも多く存在するのではないでしょうか。このままでは青年会議所活動が持続的に行う事が困難になり、組織として存続していく事が難しくなると考えます。今一度、時代に合った組織改革をし、組織運営を振り返り見直す事が必要です。そのためには、新たな価値として育LOMを導入し組織運営の在り方を見直す事で組織の環境が整い、メンバーの活動が合理化され、様々なライフステージにあるメンバーの誰もが活躍できるJCとなります。家庭や仕事、JCも全力で行える環境を創っていきます。
 これまで青年会議所の様々な運動や活動をホームページやSNSといった多様な媒体を用いて情報発信をしてきました。しかしながら、発信する情報も見て頂かなければ意味はありません。インターネットによる情報発信は今や当たり前となった時代、発信した情報をいかに多くの人に見てもらえる事が必要です。今一度、多様な媒体を使った情報発信の手法に新たな価値を見出し、魅力溢れる青年会議所運動や活動を広く発信して行きます。
また、青年会議所を理解する上で、日本青年会議所や埼玉ブロック協議会が発信する多くの情報を取得し共有することで青年会議所に対する理解を対外や対内に深めていきます。
 「誰でも成長できる環境創り」目標を明確にし、強固な組織創りに新たな価値を創造して行けば、理想とする明るい豊かな社会に繋がると確信しています。

地域に貢献できる人材を創造しよう

 青年会議所に所属しているメンバーは異業種の集まりであり、会社では中心的存在を担っている世代であります。疲弊した経済状況の中、先陣を切って活路を見出せなければ青年会議所に所属している意義はありません。
自身が成長すれば会社も成長し地域をも活性化する事ができる、それが青年会議所に所属している意義であると考えます。青年会議所は多くの学びや気づきがあり、成長できる機会がたくさんあります。望めば臨むほど成長するスピードが変わり自身の可能性を切り拓く事ができます。今や社会は新しい生活様式にあり、時代の流れとともに変わり往く様々なライフステージが転換期を迎えています。こんな時代だからこそ仲間と絆を深め、共に学び、共に成長し、切磋琢磨する事により新たな価値を見出し、どのようにして活路を見出せるかメンバー全員で創造していきます。青年会議所の事業を通して経営力の向上を計り、地域に貢献できる魅力ある人材になる事を確信しています。共に活動する仲間を拡大し、個人の成長がもたらす地域の明るい未来のために活動して参ります。

地域とのパートナーシップを創造しよう

 青年会議所はこれまで地域事業や青少年育成事業といった「明るい豊かな社会の実現のため」様々な事業を展開してきました。しかし、どんな事業を行っても青年会議所と関わった関係諸団体や個人にしか浸透せず、羽生市全体に青年会議所の価値が伝わっていない現状があります。また、2015年9月に持続可能な開発目標(SGDs)が国連で採択されてから5年が経ち、認知度は日本でも徐々に高まり身近に感じられるようになっています。青年会議所もSDGsを積極的に取り組む団体であり、誰一人取り残さない社会の創造が高まっている中、「行政」「企業」「民間」とのパートナーシップを組むことが重要課題であると考えます。
まずは、羽生青年会議所メンバーで今一度、奉仕の精神を学び心の豊かさを育みつつ地域に何ができるのかを模索し検討していきます。そして、パートナーシップから新たな価値を見出し、青年会議所運動の理解を広く地域にアピールしていきます。始めは小さな運動でも同じ目標を持ち、パートナーシップが構築できればより大きな運動が可能になり、地域が発展します。
青年会議所らしい行動力を活かし、英知と勇気と情熱を持って、メンバー一丸となり運動展開して参ります。

結びに

 青年会議所には成長できる多くの機会があります。その機会を活かすのも自分次第であり活かさないのも自分次第であります。歴史を創るのは我々、青年の役目であり、メンバー一人ひとりが青年会議所活動に対して新たな価値を創造し、青年会議所への価値を高め自分の可能性を信じ行動を起こしていけば我々にできない事はありません。猛然と立ち上がれ、自身の殻を打ち破れ、新しき時代は、新しき挑戦によって開かれる、日々前進だ、日々向上だ、仲間と共に学び、共に成長する事で強固な組織へとなり、地域からなくてはならない存在になると私は確信しています。青年会議所はひとづくりの団体であり、まちづくりの団体です。ひとりでも多くの仲間を巻き込み新たな価値を生み出し、理想とする「明るい豊かな社会」を実現するため、新たな価値を創造して参りましょう。